# Rolling in the Deep by Adele Source: https://pitchhighway.com/ja/songs/adele-rolling-in-the-deep Site: PitchHighway — learn to sing your favorite songs (https://pitchhighway.com) --- ## Measured data - Key: C minor - Vocal phrasing tempo: ~54 BPM (median pace of the sung phrases, measured from real uploads — it can sit below the song's beat BPM on sustained passages) - Vocal range: C4–C5 (12 semitones) - Tessitura (middle 50% of sung time): D#4–G#4 - Longest note: D#4 held 4.2s - Difficulty: easy - Range fit: fits inside 68% of the 1491 vocal ranges measured on PitchHighway (whole-octave shift allowed) --- ## Rolling in the Deep: キー、音域、歌いやすさ AdeleのRolling in the Deepは2010年のソウルポップ。原曲キー、使える音域、難易度の答えを探す人が多い。本ページはよく引用されるスタジオキーと、アップロード音源のボーカルラインから測った数値を示す。音域 C4–C5(12 semitones)、テッシトゥーラは主に D#4–G#4、フレージング約54 BPM、難易度easy、最長音は D#4 を4.2秒、約0.6 notes per second、曲長247秒。 リリース音源はC minor。カラオケ音源も市販譜もほぼこのキー。移調するとこの基準から外れる。レコードどおりに聴かせたいならC minorのまま。 ## 歌いやすい点と難しい点 実測スパンは12 semitones、C4からC5。1オクターブ。Adeleのライブはこれより低いことも多い。C4はこのボーカルラインの下限であり、全公演の主張ではない。それでも譜面中域の上寄りに居続ける。大半は D#4 と G#4 のあいだ。ベルトに近いポケットなので、オクターブ数より大きく感じる。2オクターブ飛びではない。短いはしごの上に留まり、低い声の胸声の楽なゾーンにはほとんど落ちない。 難易度はeasy。狭い音域、中程度の0.6 notes per second、約54 BPMの遅いフレージングと一致する。音符は疎でも時計時間ではフレーズが長い。子音を置く余裕はあるが、次の語に急かされない長いラインで息を動かし続ける必要がある。最長ホールドは D#4 を4.2秒。D#4はテッシトゥーラ内で、C5の絶叫ではない。息の負担は中高音のスタミナ。 頂上はC5。一度当たることと G#4 に住むことは別。G4–C5付近のミックスが不安定なら、全体がeasyでもサビで露呈する。下が問題なら、C4はバスや一部バリトンには高い。曲全体が明るく容赦なく、「easy」には感じない。 尺は247秒。ポップのフル編成。フレーズ単位がeasyでも、フックを繰り返すあいだ D#4–G#4 に戻り、音色が薄くなったりピッチが下がったりしないことが数分続く。 ## 向いている声 実測 C4–C5 と密集帯 D#4–G#4 は、G4までミックスできるメゾとアルトに合う。胸声寄りの中域が嫌いなソプラノは、ミックスを拒むとテッシトゥーラがシャウトに聞こえる。テナーは高めの話し声ポジションで C4–C5 をカバーできるが、サビ全部をヘッドに引っ張るとラインの性格が消える。パッサージョがG4よりかなり下のバリトンは、曲中ずっとブレイク上にいる。健康に練習するならC minorを無理せず下げ移調。 声種の適性はラインがどこに住むかであり、物真似ではない。D#4がすでに話し声の上限ならこのマップは疲れる。C5が日常のミックスでC4がまだ話し声なら、オクターブは扱え、課題は音域探しではなく息と均一さ。 ## 練習の仕方 まず実測の約54 BPMフレージングでリズムを話す。遅い拍を手拍子し、楽な単音でイントーンして、実音の前に各フレーズの長さを体に入れる。密度は0.6 notes per secondだけなので、急ぐのは自滅。録音は早口を要求しない。 次にテッシトゥーラ帯 D#4–G#4 を5音スケールで切り出し、歌詞なしの実輪郭でも。4.2秒の D#4 ホールドは別ドリル。低く吸気、声門を叩かないオンセット、メゾフォルテで D#4 を4.2秒、ピッチを崩さずリリース。退屈になるまで繰り返す。そのあとフレーズに戻し、特別な出来事にしない。 C5は天井チェックであり曲の正体ではない。ラインで使う母音のまま G#4 から近づく。C5が絞った[a]でしか出ないなら、レコードの明るさを残しつつ狭い形へ母音を書き換える。C4が弱いなら下からすくわない。D#4と同じ支えでフレーズの開始として着地する。 短いループがきれいになるまで、247秒フル尺に近い時計時間で通し練習しない。疲労は鋭い G#4 と、長い D#4 の前の早いブレスに出る。実測ラインが実際に休む位置でブレスを書き、パニック位置では書かない。 曲をPitchHighwayにアップロードし、フレーズ単位で覚える。